Ayu in Taiwan

台湾で生活しながら、日々の暮らし、旅行、そして中国語や心のことなど綴ってます。

シルクのパジャマ

こんなに素敵なシルクのパジャマをいただきました!

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と言っても30年以上昔の話です。

大学2年の夏から交換留学生として北京に1年行っていたのですが、その時、当時の彼(現夫)の大学に新聞社から派遣されて留学していた記者のIさんと仲良くなりました。たしか彼が先に仲良くなって、私も仲良くさせてもらったんだと思います。彼と私は違う大学に留学していたのですが、私は彼の大学の先生や寮母さんから可愛がられて、遠足に連れて行ってもらうほど彼の大学に入り浸っていたので、同時に仲良くなったのかもしれません。

Iさんは、当時すでに結婚もされてて、お子さんもいたように記憶してます。既婚者で社会経験もあるIさんは、私たち大学生から見たら、大人で、落ち着いていて、なんでも知ってて、中国語の勉強もがんばってるすごい方でした。でも、30代だったので、今思えばまだまだお若い記者さんだったんだなぁ。

留学を終えてから、一度2人で、東京にあるIさんのお家におじゃまさせてもらったことがあります。すてきな奥様と可愛い女の子が2人いて、留学時代の話に花が咲いて...とまるでとてもはっきりした記憶のように書いていますが、実は私は昔のことをどんどん忘却してしまう脳を持ってるので、この辺り、かなり曖昧です。記憶のちぎれそうなほど、いやもうちぎれている糸を辿って、たぶんそうに違いないという修正をかけて書いてます汗

で、これも理由は曖昧なんですが、たぶん奥様が北京留学ではうちの夫と仲良くしてくれてありがとうと、こんな若造たちにそんな気を使わなくてもいいのに、シルクのパジャマをくださいました!ご自分がIさんを訪ねて北京に行った時に買ったとおっしゃっていた...ようないなかったような。少なくとも、私の中ではこのパジャマは中国製と思ってます。

すごく素敵で、素敵すぎてもったいなくて30年着る機会を逃して、でも引っ越す度に大切に持ってきていて、ついに台湾まで持ってきていました。

さすがにこのまま着ないで死ぬのは嫌だと思い、何も特別な時ではないですが、夏が終わってから、家で毎日着ています。今くらいの気候にシルクの長袖パジャマは、肌触りも良くてとても気持ちいいです。

何よりびっくりしたのは、こんなに年月が経っているのに、ウエストのゴムが全くヘタレてないこと!きっととてもしっかり作られたパジャマなんだろうなぁ。

ちなみに夫は大学の時はすごく痩せていたのに、その後、中国畑で働く宿命なのかもしれないけど、職業病のようなもので、すっかり太ってお腹が出てしまったので、いただいた素敵なパジャマはもうとっくに入らなくなっています。本当にもったいないと思いますよねー(誰かもっと言ってやって!)