台湾小琉球旅行
二二八和平記念日(2023年は2/26~28だった)の連休に、小琉球という台湾南西部の小島に2泊3日で遊びに行ってきた。
台北から小琉球まで
台北から高鐵(台湾の新幹線)1時間半、バス1時間、船30分なので、計算上は3時間の移動時間だけど、乗り継ぎのロスタイムも多くて、実際は朝8:30に台北を出発して、島に着いたのは1時過ぎくらいだった。
小琉球への船が出る東港
でもこれってかなり順調に行ける場所だなという印象。
バス停や港も分かりやすかったから、台湾の中で小琉球すごく行きやすい場所だと思う。
小琉球と言えば、海鮮とウミガメ!らしいので、今回はその両方を私たちなりに堪能したつもり。(ウミガメは食べませんよ)
バイクだらけの島
かなり小さな島で、バイクで1時間もあれば一周できる。
たぶん島民の足もバイクなのかな?車はそんなに多くなかった。
でも、今回は4連休ということもあって、たくさん観光客が来ていて、その人たちのほとんどがバイクを使っているので、とにかくバイクだらけだった!
泊まった民宿から一筋入ったところが、お土産物屋さんやレストラン、屋台が並ぶメインストリートだったんだけど、そこを台北の通勤ラッシュかな?ってくらいバイクが行き来してた。
シュノーケリングしなかったのが心残り
私たちもシュノーケリングをしたら良かったかな?すごく近くからウミガメが見られるらしい。
でも、今回私たちは船底に窓が付いていて、水族館スタイルで海底が見られる船に乗った。
それでもけっこうたくさんウミガメ見られたよ!海底も白砂でとてもきれいだった。(ウミガメがいる場所が岩場なので、説得力がないですが)
ただずっと窓に頭をくっつけて、ウミガメや魚を探していたら、けっこう船酔いした。
1日目の夜に行っておくべきだったな。
それでも1日目に食べた海鮮丼はカジキ(近海で獲れる)も入ってて美味しかったし、2日目の昼に食べたトビウオの唐揚げ(これも名物)も身が詰まってて美味しかった!
1日目の海鮮丼
2日目のトビウオフライとイカボール、桜えびの炒飯
注文すると揚げ直してくれる、奥に見えるソーセージもとびこ入りで美味しかった
あとはバイクで走って、奇岩を見たり、朝日や夕日を見たり、岩場の入り組んだ地形のコースを歩く観光をしたりした。
野生のパイナップルだ!と騒いだのに、実はアダン(中国語は林投)という別の木の実だった、ニセパイナップルの別名もあるそうなので、間違えてもしかたないかも?
一番おもしろかった観光地は烏鬼洞
その中で烏鬼洞という洞窟に行ったら、人がすごく並んでて、私たちも待ちながら出口を見てたんだけど、こんなに並んでるのに、なかなか人が出てこない。そしてたまに出てくる人たちがみんな「挟まれるかと思った」「挟まれてもう無理かと思った」みたいなことを言っている。たまに入口から「ムリムリ!」って言いながら引き返して来る人もいる。説明によると、ここはオランダ人に追われて鄭成功が逃げ込んだ洞窟で、体の大きなオランダ人は通り抜けられず、鄭成功は逃げきれたという言い伝えがあるらしい。ちょうど私の前に体の大きなオランダ人(かな?英語ではなくてドイツ語のような言葉を喋っていたので、この際オランダ人であってほしい)が2人いて、この人たち大丈夫かなぁ?と思ってたら、1人が途中で諦め、もう1人の荷物を持ってあげて、引き返して行った。1人でも通れたら鄭成功捕まっちゃうじゃん!と思ってたら、夫もいつの間にか諦めていた。(えっ?)
もしかして荷物が邪魔になるかも、引き返した夫を読んでかばんを渡し、一番狭くなる所まで来た時、前の人が急に暗すぎて無理なんだけどと言ってきた。見たら本当に真っ暗!すると後ろの人がスマホで照らしてあげるから行ってみてと...こういうコミュニケーションができるところが、台湾っぽいなぁ。後ろの人がサングラスを落としたので、それを私が拾ってあげたりと、協力プレーのアトラクション感覚でここが一番楽しかった!
甘い物ばかり食べちゃった
小琉球は小さな島だけど、真ん中がかなり隆起しているので、上がっていくと海を見下ろせる高台に民宿やカフェがあったりして、次回はこんな高台の民宿に泊まるのもいいなと思った。バイクさえあれば港まで出るのもすぐだし!(運転はもちろん夫のみ)
こんな高台の民宿に泊まるのも、海を見下ろせて気持ちいいだろうなぁ
島一高級(私調べ)なカフェ
ウミガメの人形焼?手と頭がカリカリしてて美味しい(と書くとサイコ感がある)
どんなところに泊まるかは、私にとっては旅のとても大切な要素だ。
ベランダから港もきれいに見えた
最終日、島で一番人気の朝ごはん屋さんへ
夕日のように見えなくもない朝日
2日目朝8:30の様子
最終日朝6:30の様子
華僑市場
普通に海鮮丼や刺身盛りがあって、日本の市場みたいだった。
カジキとクロマグロが有名らしい。
カジキのすり身で卵を巻いて揚げたさつま揚げのような練り物(こちらでは黒輪と書いて、台湾語で「おれん」という。日本語の「おでん」が由来)もここの名物らしい。
小琉球の気候
地元のガイドさんらしき人が「潮流と風向きが良くて、海の匂いがしないし、ゴミも流れ着きにくい」って言ってたけど、本当かな?なぞだ。
今回お天気にも恵まれて、でも時期的にまだ全然暑くなくて、爽やかな過ごしやすい気候だった!むしろ涼しいくらいだった!
また行ってもいい場所だなぁ…行きたい場所とまた行きたい場所が増えてくなぁ…