Ayu in Taiwan

台湾で生活しながら、日々の暮らし、旅行、そして中国語や心のことなど綴ってます。

近郊旅①【瑞芳~十分〜海科館】

日本から夫の友だちが台湾に遊びに来ている。
週末、夫がその友人に付き合うというので、私も一緒にお出かけした。

まずは台鐵(在来線)で瑞芳駅へ。台湾のガイドブックには必ず載っているだろう九份に行く時、ここでバスに乗り換える場所だ。九份は日本では『千と千尋の神隠し』の舞台になったと言われて有名になったんだよね?
非情城市』(1989年)という台湾映画の舞台としても有名。

毎回、バスにすぐ乗り換えてしまうから全然気が付かなかったけど、駅のすぐ近くに美食廣場という市場があって、周りも屋台がたくさん出て賑わっていた。

正面奥が美食廣場

お昼は米のうどん米苔目

映画のセットのようにいい感じの路地を発見

いかついおじさんたちが並んでるお店があった

番薯粿、粿は米粉で作った食品という意味なので、米粉とさつま芋のお焼き、ほぼ「お揚げ」だったけど、素朴な甘さともちもち具合がとても癖になる味だった

ここで夫とお昼を軽く食べて、友人と待ち合わせ、私たちは九份ではなく、深澳線という支線に乗って十分へ向かった。

十分もガイドブック常連のThe観光地だ。線路ギリギリまでお店が建ち並んでて、願いごとを書いたランタンを線路内で飛ばすことができる。

本当は少し離れた十分瀑布まで足を伸ばすと自然がいっぱいで気持ちいいんだけど、今日は時間がないので、近くの吊り橋だけを見る。

私は吊り橋を渡るのはわりと好きなんだけど、夫も友人も高所恐怖症で渡りたくないと言いながら、橋の隅っこで立ったまま動かないので、そこでアイスを食べながら、ただおしゃべりしてた。他の観光客のじゃまなだけだったかも。

クレープのような生地の上にピーナッツの飴の塊を削ったもの、アイス、そしてなぜかパクチーが定番の花生捲冰淇淋(ピーナッツロールアイス)

パクチーは好きだけど、特になくても困る味ではないなぁ

ランタンも上げた

あの空に吸い込まれていくランタンはどこにいくんだろ?たぶん飛んでいく先に見える山の中に落ちてるんじゃないかな?何回かこちらのニュースで、山の掃除をしてランタンの燃えカス?を回収しているというのを聞いた気がする...あと、川にも落ちると言っていたなぁ。掃除していたとしても、上げないのが本当は一番いいよね、と思いながら結局上げてしまうのって、なんなんだろうね?想像力の欠如かな?

どう思う?

前に十分に来たのは、コロナが世界中でパニックを引き起こす直前だった。その時あったあのお店なくなってるねって記憶力のいい夫が言ったけど、私はそれがどんなお店だったのか全く思い出せなかった。

人混みをかき分け駅に戻って、電車で次の目的地海科館を目指す。