Ayu in Taiwan

台湾で生活しながら、日々の暮らし、旅行、そして中国語や心のことなど綴ってます。

お天気のいい日に

今日はお天気がよくて、風の爽やかな気持ちのいい一日だった。

台湾は南国だから一年中暖かい、そんなイメージの人も多いのではないかな?私も旅行でしか来たことなかった時はそう思ってた。

実際住んでみると、台北は風向きや地形の関係か、お天気悪くてジメジメしてて、冬は寒い...もちろん日本ほど寒くはならないけど、湿度の高い嫌な寒さだ。南国らしい太陽とは無縁だったりする。

だからお天気がよくてカラッとした気持ちのいい春の日は貴重!

このお天気なら洗濯物も夕方までに必ず乾くだろう!(普段は除湿機で無理やり乾かすことが多い)

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シーツを洗って、午前は市場へ買い出しに出かけた。午後、お昼寝したい気持ちを押えて、いやちょっとソファでうとうとしたけど、気持ちを立て直して刺繍糸を買いに出かけることにした。

歩いて行けるところに手芸屋さんがあって、ここならオリンパスの刺繍糸を買うことができる。

大通りから入った通りに、今日は人がやけに多い。観光客らしい外国の方も多いし、人気のドーナツ屋さんもいつもより人が並んでいる気がする。

刺繍糸を買って、交差点を渡った角に小さなカフェを見つけた。カフェ兼ブティック兼パン屋さん。

こんなカフェ、前からあったかな?

でも私の目的は刺繍糸を買うことで、それは済んだんだから、もう帰ろう...と一旦は前を通り過ぎたけど、やっぱりコーヒー飲んでいこうと思い直して戻った。

台北のいろんな街角にこういう小さいカフェがあって、外に席を並べてオープンカフェスタイルにしている。オープンな歩道に勝手にテーブルと席をいくつか出してるだけスタイルだけど。カフェだけじゃなくて、朝ごはん屋さんや軽食屋さんもこのスタイルになっていることが多い。

そういえばいつもこういうところでゆっくりコーヒー飲んでみたいと思ってたことを思い出したから戻った。

実際は優柔不断全開に少し行ったり来たりじーっとカフェを見つめていたので、隣のお店の人に変な顔をされていたような気がする。

いやいや、誰も私なんて見てないから逃げないで!と自分に言い聞かせて歩道に出てる席に着いた。

相変わらず何事も大げさだなぁ、私の心。

お天気のいい、特に用事のない日に人は何がしたくなるだろう?

私はこんな近所のカフェでコーヒーを飲みながら本を読みたい。もしコーヒーが美味しかったら、ラッキー!でも、特にコーヒー通なわけではないから、ちょっとおしゃれなカップにまあまあちゃんと入れてくれたんだなというコーヒーが注がれていれば、それで満足だ。

私は自分のペースで生きるのが好きだし、たぶん私のペースは人よりかなり遅い。

去年はこういう日には、普段行けない所まで行って、観光地を巡ったり、ハイキングコース歩いたり、いろいろなことを詰め込まないといけないと思ってがんばってた。私のキャパを超えた行動で疲れきってたなぁ。

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スマホKindleで本を読みながら、風に吹かれた。気持ちよかった、そしてけっこう次々人が通ってあまり集中できないということもわかった。

そういえば子供の時、気持ちよさそうな空をぼーっと見ながら何時間もいろんなことを空想しながら過ごすのが好きな子だったなぁ。