Ayu in Taiwan

台湾で生活しながら、日々の暮らし、旅行、そして中国語や心のことなど綴ってます。

清明節おひとりチャレンジ③

今日は数日前から桃園国際空港がある桃園市に行こうと思ってた。といっても空港のあるほうではなくて市街地に近いほうへ。
桃園空港、そして高鐵(台湾の新幹線に当たる)と在来線の桃園駅、この三か所はお互いかなり離れている。
今回の目的は桃園に最近新しくできた市立図書館に行くことで、行き方としては台北駅からバスで行くのが近くまで行けそうな感じだった。

大好きなスモークチキンとチーズのホットサンド、でもここで一番好きなのはシナモンロールです

というわけで、近所のカフェで朝ごはん食べながらバスの時間を調べてたら、10時過ぎまでない?!
えっ、前に調べた時はもっと朝早くからあったのに、休日はそんなに本数少ないのかな?それなら電車で行こうかと思い直す。
バスだと、台北駅から1時間くらいと結構乗ってなきゃいけないけど、その代わり図書館の近くまで行ける。
電車だと乗ってる時間は30分くらい、その代わり図書館は駅からかなり遠い。桃園駅前からバスかなぁ…と思いながらグーグルマップを見ていたら、ユーバイク(台北といくつかの都市にあるシェアバイク)もあるらしい!
それならと電車で行くことにした。

停車駅の表示を見ていると、他の所で途中下車したい気持ちに駆られるのは、なぜ?

在来線の桃園駅前は、いかにも台湾の中小都市という感じだった。あまり特徴的ではないと思ったけど、それは私が台湾に住んでいるからで、観光旅行で来たら「うわー台湾らしい街だなぁ」って思うだろうな。あまりにも普通に思えたから撮らなかったけど、写真撮っておけばよかった。

駅前ですぐにユーバイクを見つけたられた。台北ではもう全て2.0という新しいタイプに変更されたんだけど、桃園ではまだオレンジ色の1.0のままだった。でもどちらにしろ悠遊カードというICカードですぐ乗れるから便利だ。

駅から図書館まで20分はかかったけど、道はわかりやすかった

桃園の図書館に来てみたかったのは、とてもきれいだと聞いたから。
台湾って、きれいですごく凝ってる図書館が多くて、こういう文化施設にちゃんとお金をかけてるのがすごいなと思う。
温泉で有名な北投というところにある図書館も、台湾南部の高雄にある図書館も、たしか世界の美しい図書館TOPなんとかに入っていた。
どちらも行ったことあるけど、見た目の美しさだけじゃなく、それぞれ違った居心地の良さがあって、近くに住んでる人は幸せだなと思った。

コンセプトは「生命の樹」だそう、日本の設計事務所も入って建てられたようです

もうここで台湾の図書館も3か所目だから、いっそ趣味は台湾の美しい図書館巡りですって言おうかな。
桃園にはさらに美しい図書館と評判の龍岡図書館というのもあるらしいので、台湾に居る内に行かなくてはいけない気がしてきた。

新しいというのもあるけど、中のデザインも本当に美しい!

目の前に「この木なんの木」みたいな大きな木があった

来るときは曇ってたけど、図書館見学を終えて外に出てきたらすっかり晴れて、暑くなっていた。
隣接してTSUTAYAが入ってた。日本ではけっこうTSUTAYA経営の図書館とか増えてるみたいだけど、まさか台湾の図書館の経営まではしてないよね?

中も普通にTSUTAYA、一昨日のシェアラウンジに引く続きまた!TSUTAYAにばっかり来てる気がする

この図書館前の広場、まだ工事中の場所もあったけど、とても気持ちよかった。
この辺り、すごく高そうなマンションがたくさんあって、高級な地域かな?市街地から近いとはいえ、MRTもこちら側には通ってないから、環境はとてもいいけど、車がないと生活不便そう。

図書館目の前の広場からマンション群?この雰囲気、上海の昔住んでたとこの近所に似ている。きっとあの頃は私たちも高級な地域に住んでたんだなぁ。

電車乗る前に駅前の三越に入ってる春水堂でちょっとお高いご飯を

帰りも同じようにユーバイクと電車で台北に戻って来た。
私、よく考えたら台鐵に一人で乗ったの初めてだったなぁ。いつも誰かと一緒だったから、何も考えずに付いて行ってただけだった。
台鐵も悠遊カードで乗れるから切符を買う手間もないし、乗り方もそんなに難しいわけじゃないけど、一人だとやっぱり自分だけでやらなきゃだから行先間違えないようにとか少しは緊張するよね。

すごい近場だったし、また行くかと言われれば、もうたぶん行かないと思うんだけど、こんな時でもないと行かない場所だったから、行けてよかった。
一回乗ってみて、一人でも行けるなと思ったから、今度は台鐵で鶯歌(陶器の街)でも行こうかな。

明日はミャンマー街にお昼食べに行ってみようと思ってるんだけど・・・。