Ayu in Taiwan

台湾で生活しながら、日々の暮らし、旅行、そして中国語や心のことなど綴ってます。

抄寫

文章を書き写すことを中国語で抄寫chāo xiěといいます。

実はこの本の書き写しを始めました。

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題名の《寫吧!為了抵達自己》は、日本語にすると『書こう!自分にたどり着くために』かなぁ。「抵達」は「到着する」という意味なので、「たどり着く」は大げさかな?でも「たどり着く」の方が題名としてはキャッチーですよね?

この本は台北の誠品書店でけっこう前に買いました。半分くらい読んで、しばらくそのまま放ったらかしていました。

ちなみに私は誠品書店のサイトで買って、書店取り置きにしたり、コンビニ受け取りにすることが多いです。本を買ったこと自体が少ないけど😅

益田先生の影響で、最近、日記を書き始めて、さらにこのブログも書き始め、いろんな文章を書いている内に、またこの本を読みたいと思いました。

書いてあること自体はそんなに難しいことではなく、とにかくなんでもいいので文章を書いてみましょう!ということをあらゆる角度から、お勧めしている本という印象です。(少なくとも私が読み進めてる所まではそんな内容でした)

作者の方が書くことで救われたという自分自身のお話を書いてる部分があって、そこがとても読ませる内容でした。そして、さすがご自身が書くことを通して救われ、書くことを教えているだけあって、文章が本当にわかりやすくて、すんなり頭に入ってきます。凝った、文学的すぎる表現もなく、だからといっておしゃべりのような砕けたすぎた調子でもなく、ちょうどよくきちんとしていて、適度に比喩的な表現も入っていて、素直ないい文章だなぁと思いました。

私もこんな中国語が書けるようになりたい!

中国語ネイティブじゃない私にはかなり難しいことなので、それはあくまで夢なんですが。でも、自分が目指したいと思う文章を書き写すのは、日本語であれ、外国語であれ、文を書く練習になるんじゃないかなと。

よく、自分もこんな文を書けるようになりたいと思う憧れの作家さんの文章を書き写して、その先生の文体を自分のものにすると言うじゃないですか?それを中国語の文章ですれば、中国語の勉強にもなって、一石二鳥かなという貧乏根性です。

書き写すのは時間がかかります。どんどん先も読みたくなります。なので、読むのとは別に少しずつ書き写していくというやり方がいいかなと考えています。