Ayu in Taiwan

台湾で生活しながら、日々の暮らし、旅行、そして中国語や心のことなど綴ってます。

文法が好き

夫が日本から持って帰ってきてくれた文法の本(左の赤いの)、と私が今一番気に入ってる文法の本(右)

最近、私の中で中国語文法熱が再燃、文法の勉強が楽しい。

元々、学生の時から文法好きだった。珍しいタイプかな?文法って何かと嫌われがちな気がする。

文法が嫌いとまでは言わなくても、外国語をしゃべりたければ、文法より実際に会話するのが大切だと言う人は多い気がする。

もちろん簡単な会話なら、構造なんてわかってなくてもまるっとそのフレーズが言えて、聞き取れればいいのかもしれない。ネイティブと話してトライアンドエラーで何が通じて何が通じないか体で覚えていくのも大切だろう。

でも、文法を勉強すれば、なんでそう言うのかわかって記憶にも定着しやすいし、何回言ってもネイティブにわかってもらえない、そしてネイティブもなかなか推測できないというお互いのストレスを軽減できると考えている。

だから文法や机上の勉強はいいから、とにかくネイティブとしゃべりまくろう!みたいなことを言われると、違う、違うんだ!と思ってしまう。
文法をちゃんと勉強してみたほうが近道だよと。特に大人は。

私が勉強してる範囲なんて、まだまだ文法世界の入口だし、読んでる本も一般書だけど、それでもテキストに書いてある説明よりはかなり詳しい。
まだまだ分からないことだらけだけど、わからないことが増えたってことは、わかる範囲も増えたから、わからないこととわかることの境界線が長くなったんだ、きっとそうだ。

実は数ヶ月前に、必要に迫られて文法の学び直しを始めた。自分の知識が元々少なかったせいもあるけど、新たな発見もし、勘違いしている部分もみつけ、やっとわかるようになった項目もあった。私は理解力がなくて、文法の説明を何回読んでも頭に入らないことも多い。でも、時々、あーなるほどそういうことか!と納得できると、本当にすっきりする。(もちろんすぐ忘れるので、何度も同じ感動を味わっている可能性は高い)

ていねいに文法書を読むのが、最近のお気に入りだ。