Ayu in Taiwan

台湾で生活しながら、日々の暮らし、旅行、そして中国語や心のことなど綴ってます。

語学の神様っているかな?

最近、Duolingoに夢中だ。

どれくらい夢中かと言うと、めちゃめちゃ飽き性の私が今日で49日間連続記録更新中なくらいに夢中。

と2人の友人に自慢したら、1人からは夫が3年連続だと言われ、もう1人からは彼女自身が3年連続だと...そんなものよね、自分すごい!って所詮いつも幻想。

でも、幻想でもいいの、楽しいから。

私が勉強しているのは、実は中国語ではなく広東語!

広東語は、実は約5年前と約3年前に1回ずつ超短期間ハマって、基礎の基礎くらいはあるんだけど、全くものにならず終わっていた。今回はその基礎の基礎も効いてるのか、今までになくわかるし、楽しい!

台湾に住んでいて、広東語が必要な場面は、もちろん皆無だ。

これこそ純粋な暇つぶ...いえ、趣味だ。

でも、勉強しているとちょっとしゃべってみたくなるのが人情?まだオンラインなどで勉強を始めるまでの気持ちにはなってないけど、どこかに話しかけられる香港人か広東人はいないかしら...というよくわからないことを、このところずっと考えていた。

台湾にもたくさん香港人が住んでいるはずなんだけど、彼らと出会うチャンスはほとんどないし、街中や大きな駅で広東語が聞こえて来たりして、耳をそばだてるけど、急に話しかける勇気もないし...。

それでも広東語おもしろいなぁと思いながら、毎日ゲーム感覚で遊んでいたら、なんとほとんど偶然に香港人の知り合いができた!!
しかもこれからお友だちになれそうな予感がする。

一緒に豆花を食べた。豆花は広東語で豆腐花という。花の発音が、台湾華語や中国標準語では日本人の苦手な二重母音だけど、広東語では日本語の「ファ」に近いのがおもしろい!

不思議だなぁと思った。

前に広東語にハマった時は、ハマってはいたけど、自分でも何となくこのブームはすぐ過ぎ去る予感がしていた。そして、何回か香港の人と話す機会はあったけど、広東語にそこまでの情熱を持つことができずにいつしか勉強しなくなっていた。
ハマった期間は今回のDuolingoの連続記録より長かったかもしれないけど、内容は薄かった気がする。

自信はないけど、今回は少し違う手応えがある。前よりも理解しながら、単語も覚えながら、勉強できてる気がする。この何かを乗り越えた感じは上手く表現できないけど、もう少しで飛び立てそう?みたいな感じ*1

なので、せめて飛び立てるまでがんばれますように!語学の神様がいるなら、飛び立つまでがんばるので、見捨てないでください!

今朝の朝食は廣東粥、私はもちろん皮蛋瘦肉粥、そしてもちろん広東語の発音も調べた

*1:私の尊敬する黒田龍之介先生(黒田龍之助 - Wikipedia)の本に、新しい言語を習得する時は、最初は滑走路を走る飛行機と同じだから、飛び立つまではある程度のスピードで一気呵成にしてしまわないと飛び立てないというお話がある。その代わり飛び立ってしまえば、あとはかなりのんびりでも何とか落ちずに飛び続けられるらしい。