Ayu in Taiwan

台湾で生活しながら、日々の暮らし、旅行、そして中国語や心のことなど綴ってます。

日本一時帰国の思い出3

友人に誘われて名古屋で「展覧会 岡本太郎」を見に行った。 taro2022.jp 岡本太郎、「ぶっ飛んだ怖いおじさん」というたいへん失礼なイメージしかなくて、その作品世界にもちょっとおどろおどろしい印象を持っていた。 でも、全然違いました。 作品の中の生…

元宵節

今年は昨日2/5が元宵節だった。 春節から数えて15日目が元宵節だ。日本でいう小正月と同じだけど、日本の場合は新暦1/1から数えるから、毎年固定の1/15になる。台湾は旧暦で祝うので、春節に合わせて元宵節も毎年変わる。 朝、夫がセブンイレブンで冷凍の湯…

慌ただしすぎた一時帰国

台湾に戻りました。 台湾は日曜までが春節の連休で、月曜が仕事初め(開工といいます)でした。 今回の日本一時帰国は、長く会ってなかった友人たちに会ったりして楽しかったけど、慌ただしすぎました。移動もたくさんしたから、余計にそう思ったのかもしれま…

日本一時帰国の思い出2

上野で行われてた春節祭を少しだけ冷やかして、千里香というガチ中華のお店へ。 羊肉串、美味しかったけど、特に衝撃を受ける美味しさのものはなかった。私はやっぱり前回行った「王さんの私家菜」のほうが好きかなぁ。また行きたい。 今回は東京滞在が短め…

映画『ザリガニの鳴くところ』

『ザリガニの鳴くところ』という映画を見た。不思議な映画だった。 https://www.sonypictures.jp/he/11155000 文学YouTuberベルさんの動画で本を紹介していて、映画のことにも少し触れてたなぁ、どんな話か忘れたけど...くらいの前情報で見たので、ミステリ…

日本一時帰国の思い出1

春節休暇に日本へ一時帰国した際の記録になります。 春節みが強いオブジェだけど、常設なんです。 さて、今回の一時帰国、というより私の中では日本旅行な気分なんどけど、松山空港からの出発だ。 松山空港は台北の街中にあって、MRTの駅と直結でとても行き…

読書記録『日本人が知りたい台湾人の当たり前』

日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング | 二瓶 里美, 張 克柔(Chang Choco) |本 | 通販 | Amazon 以前、この本を日本で買ってこようか迷っていると言ったら、台湾人の友人が貸してあげるから買ってこなくていいよと優しいことを言ってくれ…

一時帰国に向けて2

帰国準備、以前はとても大変だった。 PCR検査が受けられる病院を予約して、空港で提出する書類書いて、日本の空港で見せたり、日本滞在中に使うアプリの必要事項も記入しなきゃいけなかったし、帰国後、空港から家までのタクシーの予約など…、コロナになって…

一時帰国に向けて1

まもなく台湾で一番長い休暇、多くの会社が10連休になる春節(旧正月)休みだ。学生たちの休みはもうとっくに始まっていて、夏休みに次ぐ長い休みになってると思う。その代わり台湾の学校には日本の冬休みと春休みに当たる休みはない(年越しは31~1日の三連休…

読書記録『セルフ・コンパッション 幸せになる力』

Amazon.co.jp: セルフ・コンパッション 自分を幸せにする力 eBook : はらだあゆみ: 本 前回読んだセルフ・コンパッションの入門編のようなお話仕立ての「もし自己肯定感の低い僕が『セルフ・コンパッションを教えてもらったら」という本が、とても分かりやす…

春節前に中国語の奥深さを感じた日

春節前、最後の言語交換会に行ってきた。旧暦で言えば今年最後になる。 可愛い兎のお年玉袋「紅包hóng bāo」をもらった。中華圏ではおめでたい色といえば赤なので、お年玉袋は必ず赤色だから紅包という。 言語交換会とは、日本語を学んでいる台湾人と、中国…

読書記録『さいはての彼女』

原田マハさんの『さいはての彼女』という短編集を読んだ。 さいはての彼女 (角川文庫) | 原田 マハ |本 | 通販 | Amazon 原田マハさんの本を読むのは初めて。どの話も展開は分かりやすく、理解不能な不可思議な人も出てこないし、登場人物がとんでもないこと…

迪化街で春節を感じてきた

春節(chūn jié:旧正月)まであと2週間。台北の街もすっかり春節ムードになってきた。 なんとなくその賑わいを感じたくなって迪化街に行ってきた。 昔ながらの乾物、漢方薬、食品、雑貨などのお店が軒を連ねる迪化街は、毎年春節前になると、各お店だけでなく…

果物って美味しい

果物って美味しい、そんなの当たり前と言われそうだけど、数年前までは果物全般そんなに好きではなかった。 嫌いと言うわけではなかったし、子どもたちも喜ぶし、体にもいい気がするから買うかという感じでたまに買うものだった。 だから、旅行で台湾に来た…

師傅が何回家に来ればトイレは直るのか?

今日は一日をトイレの修理に費やされてしまった。出かける予定も結局キャンセルするはめになった。明日も一日引きこもって作業日なのに、これじゃあ2日連続引きこもりだ。 大家さんに連絡して、修理の師傅(shī fù:技術を持っている職業の人を指す、呼び掛け…

お節を食べながら

あけましておめでとうございます! 新暦のお正月はあまり重視されてない台湾だけど、昨日と今日はこの言葉が飛び交っている。 贅沢すぎて恐ろしいお節 とは言っても、台湾のお正月休みは今日まで、明日が仕事始めだ。春節(旧正月)がメインだからしかたない。…

中国映画『你好,李焕英』

2021年の中国映画『你好,李焕英』(邦題『こんにちは、私のお母さん』)を見た。 hark3.com 先日、参加した中国語発音指導士会祭(中国語発音指導士会祭の感想 - Ayu in Taiwan)で、この映画の一場面のセリフをみんなで練習してみるというワークがあって、この…

書くことについて書いてみる

11月から認知行動療法的な日記を書いていて、細々と今でも続いてる。自分で調べた知識で勝手にやっているので、これが本当に認知行動療法になっているのかは不明。専門家の方に教えてもらったり、指導してもらってるわけではないので、少し気持ちが楽になる…

2022年に思うこと

今年は私にとってあまりいい年ではなかったな。こんなネガティブな書き出し嫌だけど、そう思ってしまうからしかたない。 私の気持ちの変化がコロナと直接関係あるのかどうかはわからないけど、様々なことがコロナが流行しなければ、起こらなかったことだとす…

お散歩

台北駅から東側に10分ほど歩くと大きな公園が始まります。その公園をさらに東に少し歩いて行くと、華山1914文創產業園區というところがあります。ここは日本統治時代の1914年に日本人が造った清酒工場だった場所です。そこをリノベーションして、今は映画館…

読書記録『謎のアジア納豆』

少し前にYouTube「ゆる言語学ラジオ」にゲスト出演して、『語学の天才まで一億光年』というご自身の著書を紹介されてた高野秀行さん。私はこの番組で初めて知りました。コメント欄では知ってる方がたくさんいたので、いかに私が本読んでないかがバレますね。…

今夜は平安夜(イブ)

イブは中国語で平安夜píng ān yè。クリスマスは聖誕節shèng dàn jiéで、それぞれ平安夜快樂!聖誕快樂!と分けて言ったりもするけど、日本語なら今日もメリークリスマスですよね? 今年も去年に引き続きクリスマスリース作りました。 2年目ともなると、けっ…

目送即将离去的秋天 去りゆく秋を見送る

DeepL(ディープエル)というAI翻訳アプリがあります。私は間違えてずーっと「ディープル」と言っていました。聞いた人全ての記憶を消したいくらいには恥ずかしい気持ちです。 わりと精度も高く、言い回しなども熟れた翻訳をしてくれるので、よく使います。私…

気がつけばもう...

気がつけばもう12月も残すところ9日! 週末はクリスマスですね! 12月だから、バタバタしていたというより、少し精神状態良くなくて、ブログに日記を書くのも放ったらかしてしまいました。 書きたいことが浮かばなくて どうして落ち込んでくると、書けなくな…

台北は関西より寒い

私だけが知らなかったことなのかもしれないけど、台湾に住むまで、台湾は冬でも暖かいのかと思ってました。なんなら暑いのだと。 でも、違いました。台北の冬は意外なほど寒くて、そしてずーっと曇りか雨☂青空はなかなか見られません! 気温だけを見ると最低…

花蓮扁食(花蓮のワンタン)

以前、言語交流会で花蓮のワンタンの話をしていたら、花蓮出身の方がわざわざ花蓮のワンタンを持ってきてくれました 花蓮はワンタンが名物なんですよね。旅行で行った時も有名店に入って、とても美味しかった思い出があるんですが、もらったワンタンを作って…

注音符号が好きです

注音符号(ちゅういんふごう)を知ってますか?中国語の発音を表記するのに使う発音記号のようなものです。現在は台湾でしか使われていません。「ボポモフォ」という呼び方もありますが、私はこの言い方どうしても納得できないので、使いたくないんですよね。 …

中国語発音指導士会祭の感想

Zoomで行われた「中国語発音指導士会祭」というイベントに参加しました。 chugokugohatsuon.hp.peraichi.com 6人の中国語発音指導士の方が登壇して、中国語について、ご自身の体験から普段の指導内容の紹介、勉強法など様々なお話をしてくれました。動画や実…

台湾映画『流麻溝十五號』

『流麻溝十五號』という映画を見てきました。 久々の映画館での映画鑑賞です。 白色テロの時代、政治犯や思想犯という罪をでっち上げられ、思想改造と称して緑島(火燒島)に送られた人々を描いた作品です。題名の流麻溝十五號というのは、ここに送られた人た…

映画を見に行こう!

さて、以前にも少し書いたのですが、益田先生の動画に出会ってから、フィクション作品に触れなきゃと思うようになりました。 実は触れなきゃというより、触れていいんだ!また触れたい!という方が正確かもしれません。 子どもの時や、若い時は物語や小説や…